今から遡ること11年前の2008年、私が初めて購入したMacBook。
Windowsと違う感覚や操作に、感動したり時にはイライラしたりとずいぶん楽しませてもらいました。
そのMacBookも最新OSの対象からは外され・・・しばらくの眠りにつくのでした・・・。
そんなMacBookに転機が訪れます。
写真仲間のご近所の方から、娘さんから譲り受けたMacBook Pro(Mid2012)が遅いので何とかしたい と相談を受けたのです。
Windowsのパソコンであれば、組み立てやパーツ交換など、色々と経験しているので特に心配することはないのですが、Macとなると色々と制約があります。
人様のMacをいじる前に、自分のMacBook(Late2008)で試してみよう・・ということにしたのです。
※この記事に基いて実施した過程や結果のすべてについて、筆者は何の責任も負いません。ご自身の責任でお願いします。
※また、この記事の内容を実施した場合、Appleのサポートが受けられなくなることになります。
高速化して再度使えるように
下記を実施し、高速化を図ってみました。
- HDDをSSDに換装
- メモリを増設
標準は2GB。仕様では最大4GBとなっていますが8GBでも認識しました。
結果:感覚的に速くなったか?
ベンチマークなどで計測した数値で速さを表すのは客観的です。でも、あえて主観的な速さを報告します。
※もう少し新しく比較的性能の良いMacBook Pro(Retina Early2013)も使っているため、少々厳しめの評価になっているかもしれません。
- OS起動
HDDではイライラするほど時間がかかっていたものが「まあ仕方ないよな」程度で済むようになりました。
最近のハードウェアの性能からはかなり劣るため、どうしても速くはなりきれません。 - アプリの起動
OS起動時と同様に、改善が見られます。一度アプリを起動した後、Command+Qでアプリを終了させ、再度同じアプリを起動するときは断然速くなりました。
メモリを増設したことによって空き領域に余裕ができ、キャッシュされた効果であると思われます。
総合評価(主観)
そこそこ速くはなりました
ご近所さんのMacBook Pro
自分のMacBookで試した結果をご近所さんにそのままお伝えしました。
費用(部品代+サービス料金)に見合うだけの効果は保証できない可能性もお話しましたが、それでも高速化したいということでした。
後日、部品交換(SSD・メモリ換装)を行い、HDDのデータを丸ごと移行してお渡ししました。
『速くなりましたか?』とLINEで聞いたところ、『速くなったよ』とあっさりしたお返事をいただきました。(笑)